KON-KOUは、大阪の堺にて主に冷間/熱間鍛造用の金型の設計や製作を行なうハイテン工業株式会社の独自ブランドです。同社は難削材(金属類の中でも硬度が高いなどで、加工が比較的困難な素材)である超硬の加工や、熱膨張を活かして異なった金属を組み合わせる焼き嵌めなど、特殊な加工技術を得意としています。
ブランド名は様々なものが混じり合う「混淆」を由来としており、一般的な金属から難削材まで様々な種類の金属を加工可能で、尚且つ焼き嵌めのようにそれらを組み合わせることが出来る同社の加工技術そのものと、億の深い歴史や文化で培われた、堺の伝統的な技術や精神性との交わりを体現していくことを目指しています。
第一弾のプロダクトは堺の伝統的な産業である線香を楽しむこともできるインセンスホルダーで、形状は「堺包丁」と「BALANCE」の2パターンとなっています。
「堺包丁」では堺の伝統的に受け継がれてきた産業である包丁をモチーフとした、エッジの効かせたフォルムが特徴です。
特殊な機械を使うことで、一度加工が始まると、次に取り出すときはこの形状に削り出されたものが出てきます。
素材は真鍮・アルミ・銅の3種類。
「BALANCE」はロックバランシングのようにあたかも絶妙な位置で均衡を保っているようなフォルムを、各種金属の強度と加工機の切削可能な限界を調整することによって実現しており、異素材の金属の加工や組み合わせ、堺との文化との融合などを絶妙なバランスで組み合わせたことを表現したプロダクトです。
これらの商品はいずれも公式のブランドサイトにて購入いただけますので、是非御覧ください。
https://hiten.shopselect.net/items/84821338