寺院様向け オリジナルTHOOK・KINOMA cup企画・開発

寺院様向け オリジナルTHOOK・KINOMA cup企画・開発

久柳さまからのご依頼により、弊社商品のTHOOK・KINOMA cupに円相のレーザー刻印を入れオリジナル商品を制作し、お寺の行事で贈答される記念品として納品させていただきました。

ご依頼のきっかけとしましては、元々は弊社と京都信用金庫さまで進めている商品開発プログラム「Answer」の受講生として久柳さまが参加されておりました。そこからの繋がりが今回のご縁へと発展し、一度弊社の直営店であるコトモノミチ大阪にきていただき、商品を見ていただきました。

久柳さまは、「届けたいのは、想い」を旗印に、伝統文化と技法を受け継ぎ、祈りを支える僧侶の法衣・袈裟・仏具を取り扱う工房です。素材の表情を生かし、空間と日常に静かな品位と粋をもたらす。宗教領域にとどまらず、暮らしに息づく品を職人とともに生み出す。伝統技術の継承へ、企画開発と若手との協働を進め、用途や垣根を越えるものづくりで文化の灯を未来へつなぐための取り組みをされている会社さまです。

そのため、弊社開発商品のTHOOK・KINOMA cupを気に入っていただき、今回のお客様にご提案をいただきました。

弊社も久柳さまとこのような取り組みができるとは知らず、今では多くのお客様へと商品をご提案いただいております。また、寺院関係のお客様とのつながりもほとんどなく、このようなきっかけでまだ手に取っていただけていない方へ商品を届けることができ、大変嬉しく思っております。

■オリジナルTHOOK・KINOMA cupの製作について

今回納品させていただいたTHOOK・KINOMA cupは、栃木県鹿沼にある木工メーカー 星野工業様と企画・開発した商品となります。THOOKは、木製のタンブラーで薄さがわずか1mm厚でできていることが特徴です。KINOMA cupは、湯呑みサイズのカップです。鹿沼の地域が日光東照宮を建築する際に腕のいい木工の職人さんが集まった地域のため、今回のTHOOKやKINOMA cupもその技術を用いて、製作されております。

どちらもガラスやその他素材のグラスでは出せない温かみがあり、弊社でも人気の商品となります。

そして今回は「円相」という禅における書画で、丸い円を一筆で描いたものをレーザーで刻印いたしました。円相は「悟り」や「真理」、「宇宙全体」などを象徴するもので、始まりも終わりもない円の形は、とらわれのない心や執着から解放された状態を表しています。

レーザーでもできる状態にロゴデータを調整し、刻印をいたしました。

■桐箱の制作について

箱は、福岡にある、日本有数の桐箱のメーカー様である株式会社増田桐箱店様にご対応頂きました。今回の記念品自体を収めるためのサイズ感の調整はもちろんのこと、今回のプロジェクトに関する概要情報を蓋の天面に刻印を施し、より特別感を高める桐箱の制作を行ないました。

上記のメーカー様のご協力により、今回のプロジェクトを進めることができ、素晴らしい商品を久柳さまに納品することができました。

当社では、既に企画したものの名入れやOEMの他にも、オリジナルのノベルティや記念品への対応も行なっております。ご予算感にも柔軟に対応しながらやりとりさせて頂きますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。