「知財のトリセツ」は、地域の中小企業様が知財を導入し、事業の発展に取り入れ、戦略的に活用できるようになる事を目的としたプログラムです。
特許庁様や知財の相談窓口であるINPIT様、知財を戦略的に活用している事業者様にご協力頂きながら、「知財導入セミナー(全2回)」とそれに付随した交流会、知財実践に向けた「個別相談会」(全4回)を実施しました。
知財セミナーは基礎編と活用事例編の2回に分けて実施しました。
基礎編では『イチから学ぶ知的財産』と称し、特許庁の横山氏より知財の概要と現状について共有頂き、その後、株式会社クロスエフェクト代表の竹田氏より戦略的に知財を活用されている実例をお話しいただきました。
活用事例編では『伝統工芸×知財』というテーマで、弊社代表の金谷よる伝統的工芸品と知財の関係性についての話の後、株式会社 江戸切子の店華硝代表の熊倉氏より伝統的な産業における知財の戦略的活用の仕方の実例をお話し頂きました。
各セミナーの後はご参加頂いた方々同士の交流会を実施しました。
そちらでは各社様の交流はもちろん、会の後半では弊社金谷からのより突っ込んだ知財の事例の紹介に加え、takenaka kinsaiの竹中氏や株式会社中橋製作所の中橋氏をお招きし、知財関係で実際にあったトラブル事例やその時の対応を経て現在どうされているのか、というオフラインだからこそ共有できるような事例紹介もいたしました。
個別相談会はINPIT様と弊社が対応させていただくプログラムで、より具体的に自社の内容に沿った相談をしたい事業者様向けに実施いたしました。
多くの事業者様にご参加いただき、各社様の事例に沿ったより実践的な内容での知財の活用法について話をさせて頂き、各知財の実際の申請に繋げていただけるように取り組みました。