2025年2月12日(水)~14日(金)の3日間にわたり開催される「第99回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025 第17回LIFE×DESIGN」において、セメントプロデュースデザインが開発に伴走した各地の事業者さまの商品が一堂に会する集合ブース「SESSION」を出展しました。
今回は一昨年から実施しています集合ブースでの出展形式としては4回目の出展となり、今回新たな試みとして、公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)様との取り組みである事業開発プロジェクト「Session石川」から生まれた企画の公開の場としてもご活用いただきました。
■集合ブース「SESSION」について
“モノづくりの熱狂と追求”
「SESSION」は、セメントプロデュースデザインがこれまで開発に伴走させていただいた全国のものづくり事業者の方々と共につくるブースです。「SESSION」は、日本各地に培われてきた歴史や文化、生活に寄り添ったものづくりといった地域の大切な資源を受け継ぎ、新たな価値を創造し、次世代へ繋いでいくことを目指しています。これから先の産地を担う作り手とともに、業種や素材、地域を越えて掛け合い、常に高め合いながら追求するものづくりに取り組んでいく、そうした姿勢を表現する場です。
■出展者・商品紹介(順不同)
株式会社高砂(東京都江戸川区)/CRASOU(クラソウ)
創業100年以上の歴史を持つ清掃用品メーカー・
岡本硝子株式会社(千葉県柏市)/illumiiro(イルミーロ)
千葉・柏にある1928年創業の岡本硝子が発信するガラスプロダクトブランド。ガラス表面へ薄膜をコーティングし、光の干渉を利用した不思議な色を生み出します。光の当たり方や見る角度で色が変化する「illumiiro yura glass」に加え、アクセサリーも誕生。工業製品生産を通し培った技術で、暮らしに光と色の美しさを届けます。
矢地繊維工業株式会社(福井県あわら市)/SEE OH! Ribbon (しおりぼん)
温泉のイメージが強い福井県あわら市は、じつは国内の包装用リボン生産の大半を担う一大産地でもあり、矢地繊維工業株式会社はその地で50年以上の歴史を持つリボンメーカーです。リボンを資材としてではなく商品として長く使ってもらいたい、そんな想いから「SEE OH! Ribbon」ブランドは生まれました。
株式会社山崎麻織物工房は能登上布(麻織物)の唯一の織元です。「凛装(Rinso)」は同社による、伝統の手仕事でつくる能登上布の新たな装いを提案する上質な日常着のファッションブランドです。能登上布独特の麻のつややかさと、透けて張りのある服をまとう心地は、「凛」=心身を正す という日本の美意識を感じることができます。
有限会社ミランティジャパン(石川県加賀市)/Qpor(キュポーレ)
Qpor(キュポーレ)は独自の技術を取り入れながら九谷焼の継承を行なう有限会社ミランティジャパンが開発した「多孔質陶磁器」ブランドです。高い吸水性と速乾性、そして焼き物であるため洗浄もできます。また、独自技術によるフルカラーの加色も可能となっており、特徴を生かした新たなシリーズとしてキャニスターと凍る器を開発しました。
ツキトワ by meigetsudo 株式会社明月堂(石川県小松市)/白山米粉の能登塩ぶるべりばぁむ BAUM KUTANI
石川県でバームクーヘン製造を行う株式会社明月堂。自社ブランドのツキトワは「能登塩ぶるべりばぁむ」で全国バームクーヘン総選挙2024春において1位を獲得。他にも産学官連携で生まれた”食べる九谷焼”「BAUM KUTANI」を販売。地産食材にこだわり味を追求し、能登復興支援への想いも込めた商品を開発しています。
株式会社もりもり工房(石川県羽咋市)/ミニカーケース プラレールケース
石川県にあるもりもり工房では、家族の絆を深めるような温かみのある木のプロダクトを展開しています。木製品ならではの魅力と工夫がふんだんに詰まったミニカーケースは、収集家やお子様のいるご家庭など数多くの方々に愛されてきました。新たに開発したプラレールケースも、収納とインテリアを両立させた、おもちゃを起点に家族が楽しめるショーケースです。
今後も引き続き、各地のものづくり事業者様と一緒に同様の取り組みを行っていく予定ですので、出展をご検討の際は是非お気軽にご相談下さい。