匣庭(ハコニワ)

匣庭(ハコニワ)

焼き物の産地で生まれた、多肉・サボテン・観葉植物にぴったりな鉢

焼き物の産地の文化と受け継がれてきた食器の製造技術に新たな息を吹き込み、園芸鉢として「匣庭」が誕生しました。これまでのうつわの形状を活かした、食器メーカーならではの形に仕上げ、ひとつひとつを丁寧につくりあげています。

鉢の底は、うつわの裏側を整えるためのハマ擦りという技法で仕上げられているため、家具やテーブルを傷つける心配なくご使用いただけます。国産の陶器でつくられた鉢には珍しく、底には穴が空いており、手間ひまかけて仕上げられています。伝統的な美濃焼の味のある鉢に、自分だけの庭づくりを楽しんでみてください。

匣庭 (はこにわ) -益子焼-

手のひらサイズの庭「匣庭」の第二弾、益子焼バージョンです。今回は益子焼最大の窯元「つかもと」との協業商品です。これまでの器の形状を生かし完全オリジナルで開発しました。職人の手によりひとつひとつ丁寧に作られています。色は益子焼伝統釉薬で仕上げており家の中でも外でもマッチするカラーとなっています。
鉢の底には食器製造ならではのハマ擦りという技法を使用しテーブルなどを傷つけることなく使うことができるようになっています。底には穴が空いており一般的な植物であればどんなものでも育てることが可能です。益子焼の特徴であるマットな質感と素朴な味わいは、多肉、サボテン、観葉植物との相性も抜群です。

益子焼は栃木県の東南部に位置する益子町で製造されています。江戸時代の終わり、嘉永6年(1853年)に益子町の近くの茂木に生まれた大塚啓三郎により益子焼は開窯されました。益子焼の始まりは大塚啓三郎が、益子に隣接する茨城県笠間にある風台院で修行をしていた際、陶芸に興味を覚えた後、益子で良質の陶土を見つけて焼き物を始めたと言われています。益子焼は民芸運動の流れを受け継ぎ、今でもたくさんの陶芸家が活動しています。伝統窯に加えて多くの個人窯もあり、窯元は400を越えると言われています。従来の民芸陶器に加えて伝統や様式にとらわれない自由な作陶活動も行われ、現在も素朴な土の味わいある温かい器が生み出されています。

 

匣庭 (はこにわ) -美濃焼-

日本最大の焼き物の産地として知られる岐阜県土岐市。美濃焼の文化と受け継がれてきた食器の製造技術に新たな息を吹き込み、園芸鉢として「匣庭」が誕生しました。これまでのうつわの形状を活かした、食器メーカーならではの形に仕上げ、ひとつひとつを丁寧につくりあげています。
鉢の底は、うつわの裏側を整えるためのハマ擦りという技法で仕上げられているため、家具やテーブルを傷つける心配なくご使用いただけます。国産の陶器でつくられた鉢には珍しく、底には穴が空いており、手間ひまかけて仕上げられています。伝統的な美濃焼の味のある鉢に、自分だけの庭づくりを楽しんでみてください。

「美濃焼」とは、岐阜県東濃地方で生産される、多種多様な焼き物のことです。約1300年前の飛鳥時代、須恵器と呼ばれる土器が焼かれたことが岐阜県東濃地方の焼き物の文化の始まりだといわれています。個性あふれる作風が特徴で、「美濃桃山陶」とも呼ばれています。長い歴史と伝統に支えられてきた美濃焼は、食器類の生産の中でも日本最大を誇り、焼き物の代表といっても過言ではない存在です。美濃焼の食器は、普段の食事のシーンで頻繁に使われるなど、日本の日常に寄り添い発展してきました。現在も伝統の技を駆使して、美濃焼の新たな可能性と発展に挑みつづけています。