
セメントプロデュースデザインは、栃木県鹿沼市の地域産業(木工・金属加工・園芸)を横断的に活かし、新たなリラクゼーションブランド「KINOMA(キノマ)」を企画・プロデュースしました。
本ブランドでは、プロダクトデザインからアートディレクション、空間演出まで一貫して担当しています。
その取り組みの一環として、読売新聞社が主催する伝統工芸の祭典「匠 – 工藝プロジェクト」(大阪・関西万博会場内)に参加。
会場では、KINOMAの代表的プロダクトであるパーテーション・フラワースタンド・フラワーポットを展示し、それぞれに鹿沼の職人技と自然の豊かさが宿るものづくりの世界を表現しました。
中でも、楽樹園が手がけた皐月盆栽と組み合わせたフラワーポットは、多くの来場者の関心を集め、「空間・植物・器」が響き合う静謐な体験として印象を残しました。
鹿沼産ヒノキの美しい木目、金属加工による精緻な技術、そして四季の移ろいを映す皐月盆栽。それらを融合させることで、KINOMAは単なるプロダクトにとどまらず、「五感で味わう癒しの時間」を提案するブランドとして、国内外に向けてその世界観を発信しています。



