江戸文化に息づく｢技｣と｢粋｣が織り成す、小さな宝石箱
麻の葉の模様が光を受けて輝く、小さな宝石箱のように繊細な、現代の空間に伝統美を添えるプロダクトです。酒器を始めとし、男性向けの作品を多く作り、切り子で表現してきた廣田硝子と、CEMENT PRODUCE DESIGNがコラボレーションして「切匣」は生まれました。蓋ちょこなど女性向け商品を開発する様々な試みにもチャレンジしてきた廣田硝子。そんな中、今回の開発では、器として、小物入れとしての機能を持ちながら、活躍の場を際限なく広げるアイテムを作ることを目的に開発されました。
伝統の江戸切子を、もっと身近な家庭で使用して欲しいと、医療用のシャーレからインスピレーションを得た切匣のフォルムは、オリジナルの金型から製造するというこだわりが形になりました。和菓子の器として、大切なアクセサリーなどの小物入れとして、今までにない切子を表現した、伝統工芸の美しい作品をお楽しみください。
明治32年から続く、東京錦糸町の老舗のガラス工房・廣田硝子では、 伝統の技法を用い、ハンドメイドにこだわってガラス製品を作っています。どれも凛とした面持ちで、息を飲む美しさを放つ作品ばかり。 熟練した職人だからこそ可能な、精密なガラス細工は、毎日の暮らしの中で触れる度、特別な気持ちを感じさせてくれます。
