台湾屏東県県庁 / 事業開発ゼミ「Session屏東」

台湾屏東県県庁 / 事業開発ゼミ「Session屏東」

弊社が日本各地域で取り組んでいる事業開発ゼミは、2023年度に初めて海外で行いました。
台湾南部にある屏東県県庁様と共同運営で、合計5社の事業者の参加、現状分析を行いながら、商品イメージ、方向性、商品企画をに必要なプロセスをじっくりたどり、自社の強みを活かした事業の企画を練り上げていきました。

〈参加事業者様〉
・原住民伝統クラフト系インテリア事業者
・植物オイル事業者
・原住民ローカル食材の手土産事業者
・伝統革彫刻事業者
・繊維系月桃編み事業者

台湾の中小企業/職人でもそれぞれの課題があります。今回は言語を超えて、二年間の取り組みを試しています。2023年はしっかり分析と企画を経て、今年度は引き続き、企画した商品を開発し制作し、狙っている市場に販売する予定です。

実際のスケジュールと内容は下記のようになります。

講演会 7/17(月) 日本各地の取り組みと事例の紹介
第1回 8/14(月)自社分析① 「自社・競合・状況」を十分に分析。参加企業訪問。
第2回 9/12(火)自社分析② 「自社と他社」のポジションを確認。「自社の差別化できる場所を見出す」。
第3回 10/18(水)コンセプト固め 「自社の想い」や「志」を軸にビジョン設計を行う。商品企画①。
第4回 11/13(月)商品企画② コンセプトを満たす事業(商品/サービス)を考える
第5回 12/18(月)企画プレゼン演習 ブランドコンセプトの確立

※台湾現地展示会の視察、台湾百貨店の見学を行いながら、来年度狙う市場を明確にしながら、商品企画を行いました。

■Session屏東来年度について
一年目に自社の特徴や強みから導き出された商品の企画を具体化にしながら、まずは台湾国内展示会や国内販路を広けることを狙い、商品開発を行います。今回事業者を主体とする今回の開発ゼミの目的は、事業者が自走できるように、販路まで一緒にサポートさせていただきます。台湾行政の従来のやり方と違い、今回屏東県と新しい取り組みを実験、台湾では適切な事業サポートを構築。