2010 SoftPunk

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「よし!今年のおまえの仕事はこれだっ!!」…と突如渡された、私の初めの仕事は、世界から注目を集めている某アイドルグループの密着取材。期待と不安を胸に秘め、3日分の食料、あんぱんと缶コーヒーを手にその現場に突入した。

01 黙秘に徹する世界的著名人!!

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直接彼らとコンタクトをとる前に、まず、彼らのことをよく知っているという人物に話を伺った。
記者「はじめまして。ご協力感謝します。」
男「……………………。」
記者「彼らはアイドルグループとは少し違う気がするのですが?」
男「……………………。」
記者「彼らは何者でしょうか?」
男「……………………。」
記者「……では、質問を変えます。彼らとあなたがたのご関係は?」
男「!!………………。」
なぜか何も答えようとはしない男たち…。これでは、取材班もあきらめる以外ない。しかし、私は見た。いや、見てしまった。世界的著名人たちの肩がかすかに震えていたことを。

02 主犯格のロケバスに潜入!!

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怪しい……。怪しいことこの上ない。私は真相を確かめるべく、彼らの代表に接触を試みるため。ロケバスに乗り込む。すると、どうだろう。何食わぬ顔で、すんなり取材を受け入れ、インタビューにも答える。ただの私の勘違いなのだろうか…。

…が、次の瞬間!我々は目を疑った!

密なスケジュールの中、朝から何も口にせず、おなかを空かしたのであろう他のメンバーたちに、鼻から排出される汚物を食べさせるK谷代表。「どや!?元気出るやろ?オレの鼻●ソ。」
「……はい。」「……のどごしが良いです。」
どんどん目がうつろになり口々に答える、アイドルグループの主格、メンバーのF口氏、S谷氏。どうやらF口氏は棒状に丸められた鼻●ソをくわえさせられているらしい。
「せやろ!? 1秒チャージ、2時間キープや!」
どこかで聞いたことのある台詞…を連呼する。いったい彼らはこれから何をしようというのだろう…。

03 事件の真相を語り出すグループの頭脳!!

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「どこから話せばいいのか…。」
さかのぼること数時間前。突如メンバーのひとりYマノヴェ氏に招かれ、彼の家へ訪ねると……、彼は重たげな口を開き、その真相を語りだした。
「ボクらはかれこれ10年もこのロケを続けているわけなんよ。わかる?もう良い歳やし、そろそろ落ち着かなアカンってほんまに思うんよね。実際。別に裸になったり、おもろい格好するのが良いなんて、これっぽちも思ってへん。でも、ボクらのようなエンターテイナーはやっぱり、正月早々お茶の間を喜ばしたり、話のネタになるようなことはしていかなアカンねん。うん。存在意義ってやつよね。」

「あなた…素敵よ。」
彼の隣には、彼の妻らしき金髪の女が涙をこらえながら言う。

「昨年までのボクらと違うってことを感じてほしいねん。やっぱりファンの期待には応えなアカンやろ?」

「あなた…そのとおりよ。」
金髪の女が口を挟む。

「歌うまい!踊りがうまい!デザインがうまい!おもろい!これがボクらが求める究極のエンターテイナーですわ。ま、もちろん顔が良いことは当たり前やねんけどな。」

「あなた!!かっこいいわ!!」
金髪の女が狂ったように叫ぶ。

この後、ふたりは暑い包容をし続ける。

04 女たちの夜、超激安キャバレーへ!!

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“安さ世界一へ挑戦”をモットーにする、人気No.1女優。かれこれ何年間も彼女はトップへ君臨し続けている。何年経とうが歳は22歳。


昇り龍のごとく勢いで順位を上げてきた爆乳マダム。その大きな乳と同じく、母性本能くすぐるアゴヒゲが人気のポイント。

 


なんとも美しい紫に輝く脇毛が生えている。まるでマーメイドのよう紫脇毛を揺らしながら、男を虜にする。


当店唯一のSM嬢。彼女の手にかかれば、屈しない男はいないという。彼女の部屋からは毎晩男の悲鳴がこだまする。


とにかく男を見るなりかぶりつくアバズレ女。相手が人形であろうと、彼女は本気で食いつくぞ。

おまけ C星氏の、憧れのあの人になりたい!!のコーナー

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C星がめくるめく変身を遂げる恒例の人気コーナー!!さぁ、C星氏は今回、どんな変身を見せてくれるのでしょうか。本人の強い希望によって、 整形業界で最も難しいとされる、アニメのサ●エさんになりたいとのこと。C星氏の苦悩の1日間を我々取材班のカメラは追った。

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05 一同“おしのび”で、謎の屋敷へ!!

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次の日の明朝(AM11:00ごろ)ロケバスが到着したのは府内某所のとある屋敷。いつの間にか、彼らの表情は険しくなっている。連日の仕事(もちろんライヴ)のせいか、疲れているにも関わらず、表情には疲れがまったく見られない。これが「プロ」なのか。バスから降りると、すぐさま慌ただしく準備を始める。K谷代表の目が怪しく光る。手に持つそれは何なのか聞いても、ただうなずくだけ。
「まさか…!!」
いや、彼らは歌って、踊れて、デザインができるグループだ。そんなものが必要あるはずがないではないか。少しでも疑った自分に腹が立つ。気持ちを立て直し、彼らの後を追う。

屋敷の重い扉が開いたその先には、昨夜の激安キャバレーの女性たちが待っていた。いったい…これからここで何が起こるというのだろうか。我々は何事も見逃すまいと、シャッターのチャンスを待ち構えていた。

06 光り輝くゴールドフィンガー!!

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騒がしい別のテーブルに目を向けてみると、なんと嫌がる女の乳房を無理矢理触る男を発見した。あのアイドルグループのK谷代表だ。これはスクープだとシャッターを押し続ける。
「占いしたろか?オレな、得意やねん。この左手から発するパワーで、心臓あたりを触るといちころや。ちょっとぐらいええやんか。なぁなぁ。目ぇ閉じてれば、一瞬で終わるて。」
なんてことだろうか…。これが某アイドルグループの代表なのだろうか。

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やっと終わったと女が息つく暇もないほどの早さで、間髪入れずに、次の男がやってきた。
「実はボクかて、その占いできんねん!しかも、両手バージョンや!!」
この男は、ストレートに揉んでいる。しかも、この男、陰分身の術を使えるらしく、その感触を2倍(4つの手で)味わっている様子。自分の欲望のためだけに。ただひたすら、生まれたての赤ん坊のように、女の乳房をむさぼっている。占いはすでに関係なくなっている。

07 下界へ降り立った2人の守り神!!

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「やめたまえ。そのじょ…?女性はあなたの行為を拒絶しているではないか。」
なんとも紳士的な言葉を放つ方向を見てみると、そこには威風堂々と立つ、2人の男たちが立っているではないか。たしかにその場所には一刻前まで誰もおらず、女性を助けることができない我々は、ただただ見て見ぬ振りをする以外なかった。K谷氏の暴動を止めた彼らに、尊敬の念を込め、思わず、マイクを向けた。

記者「お2人はどこから、やってきたのですか?」
男たち「違う。我は2人ではない。肉体は分かれているように見えるが、1つの生命体だ。」
記者「(?)すみません…。それにしても、すばらしいTシャツですね。」
男たち「違う。これは皮膚と肉体、細胞を結合して作られたボディスーツだ。」
記者「(??)す、すみません…。しかし、なぜブリーフなのでしょうか。」
男たち「違う。まったく君たちは何もわかっていないな…。」
男たち「おっと。もう時間だ。行かなくては。」
記者「そ、そんな!!もう少しだけお話を……あれ?」

我々がそう引き止めようと、振り返った時にはすでに彼らの姿はなかった。彼らはいったい何だったのか。もしかすると、この屋敷の守り神なのかもしれない。なぜか、その場に置き去られた、少し黄ばんだブリーフを見つめながら、私は心の中でそうつぶやいた。

End 天へと続く階段で彼等はついに!!!!!

あけましておめでとうございます。

皆様、あけましておめでとうございます。そして、今年もよろしくお願いします。そうです。これがやりたかったんです。毎年恒例社員総出で鋭意創作させていただいている、この年賀状も今年で13年目。これだけやっているとコスプレ衣装コスチュームや小道具のクオリティも上がりっぱなしです。そして、この調子で本業のデザインのクオリティもグイグイと上げていければと思っている次第でございます。それでは、皆様のご健勝とますますのご発展をまごころを込めて願っております。

今年もよろしくお願いします。

 

これだけで彼等が終わるはずはなかった!!!!

終わったとほっとしたのも束の間…気を緩めた刹那!!彼ら全員がなぜだか黙々と変身を始める…。

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やっぱりこんなことになっちゃいました!!!!!

SPECIAL THANKS.

他意はございません。もしもご気分を害された方申し訳ございません。また各関係者の皆様には深くお詫び申しあげます。Respect for Softbank, キュートン.