オンラインセミナー 10/20「New CREATIVE #07」

オンラインセミナー 10/20「New CREATIVE #07」
セメントプロデュースデザインが運営する「京都職人工房」と京都リサーチパークが事務局となる「京都の未来を拓く次世代産業人材活躍プロジェクト(新文化産業分野)」では、連携企画として連続公開セミナーを開催いたします。
地域に根差した伝統的なものづくりに携わる事業者をお招きし、各地での先進的な取り組みについてお話いただきます。
特に様々な局面での変化を求められる状況下においてなお、ものづくりや手仕事を「これから」に繋げていくような試みに迫ります。

 

今回は、京都の市街地からは少し離れた京都市右京区の京北で起こりつつある、幾つかの事例をご紹介いたします。
ゲストの松山幸子氏からは、多様な取り組みの中から特に現在進行中の「工藝の森」プロジェクトを中心に、ものづくりの源流域としての京北の在り方についてお話いただきます。
続いて、長年京北の山際に工房を構え、独自の技術である「立体組子」を使った様々な内装や装飾を全国各地で手がけてきた株式会社村山木工の代表・村山伸一氏より、これまでの取り組み事例や若手の育成など、手仕事を持続していくための姿勢についてお伺いいたします。
工芸や手仕事を含む幅広いクリエイティブの集積地としての「京北」。
そんな新しい姿を浮かび上がらせながら、京北のこれからの展望を新鮮な角度からお伝えします。

 

■ゲスト略歴:
松山 幸子 氏|一般社団法人パースペクティブ 共同代表 根底にあるのは、人と自然のサステナブルな関わり方や、自己よりもっと大きなもののいとなみの象徴でもある、「工藝」へのまなざし。工藝は日本の社会、価値観、意識を映し出す「鏡」であると位置づけ、教育プログラムやツアーを企画してきた。
大量生産で生まれた均質な工業製品の溢れる社会的背景の中で、モノづくりへの親近感や、自然との関係性の中に身を置くことのできる感性が失われてきていることに危機感を感じ、2019年6月、パースペクティブを設立。
1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を中心に、「うえる」「つくる」「つかう」がつながるモノづくりの循環、「工藝の森」を提唱。

 

村山 伸一 氏|株式会社村山木工 代表取締役 1963年、京都市生まれ。1985年、父である村山進を師に木工芸の道に入る。その後技術を磨き、1992年には伊勢神宮第61回式年遷宮 御神宝(御太刀揃)を製作。1996年に京都京北町に工房を構え独立。2010年には熱田神宮 楊筥を製作し、2012年伊勢神宮 第62回式年遷宮 御神宝(つみ、わく、おかけ、脇息、等)を製作。2017年に株式会社村山木工を設立。近年ではホテルや店舗の内装も多く手掛けている。

 

「New CREATIVE #7 × ToDo ~クリエイティブの集積地 ”京北“~」
開催日時:2020年10月20日(火)18:30~20:00
開催場所:京都伝統産業ミュージアムおよびオンライン配信
参加費:無料(事前申込必要)
主催:京都府、公益財団法人京都産業21、京都の未来を拓く次世代産業人材活躍プロジェクト、京都リサーチパーク株式会社
共催:有限会社セメントプロデュースデザイン、京都伝統産業ミュージアム

 

参加には、チケットの購入が必要となりますので、下記よりお申し込みくださいませ。
 (*定員に達しましたら売り切れとなります)

 

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*チケットは開催日時までにご購入をお願いいたします。たくさんの方々の参加をお待ちしております!