福井のリボンメーカーさんとリボンではないリボン開発

福井のリボンメーカーさんとリボンではないリボン開発

福井って言えば鯖江を思い出しがちですが
リボンや織りマークなど織り上げ幅が13cm未満の細長い織物の出荷額は日本一なんです。

あの某メゾンブランドの手提げの部分やギフトで使われているあのリボンもこの産地で生まれてます。
中にはパリにもショールームを構えるところもあったり、包材としても凄い方達からも認められている産地です。

さかのぼること1年前…。
ビジネスマッチングでご依頼されたのがきっかけ。
ご依頼の内容は「リボンの市場への可能性を昇華させて欲しい」
100m巻が数百円で売っているリボン業界。包材ジャンルだけでは売り場の拡大にはつながりません。

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まずはどんなことができるのかを、スタッフ全員でアイデアラッシュしたものをベースに話し合い。
想像以上に加工が難しいことがわかりはじめ、外部との連携でないとそのほとんどが実現しないことがわかり。
であればと工場内でできることにシフトチェンジ。
で、別件で進めていた弊社のプロモーション企画で、リボン素材でできないかご相談したところ
とても素晴らしい物ができあがりクライント様にも喜んでいただけました。

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で、僕らは再度工場のことを色々とお聞きする内に、
産地で3社しかお持ちでないマシンで出来上がったことが判明。
導入後も包材周りではほとんど可動していないことも。
今度はその細やかな表現が可能なそのマシンを使って、何が出来るか再度スタッフ全員でアイデアラッシュ。

そして第一号アイテム「SEE OH! Ribbon(シオリボン)」が始まり…。
リボンの最大幅の14cmに、ブックマークを3枚レーザー加工で仕上げました。
リボンから出来上がっていることも知ってもらいたく、
プラモデルのように小さなバリを切り取って、使ってもらえる仕様にしてあります。
同時に愛着ももっていただけると嬉しいなと思っております。

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この次の開発製品もふくめ実用新案に申請中です。

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