2つの顔をもつウッドプレート「face two face – apartment」ができるまで

2つの顔をもつウッドプレート「face two face – apartment」ができるまで

料理を華やかに演出するためのデザイン

一枚でまな板とウッドプレートの2通りの使い方できるface two face。プレートとして食材を乗せる面はレーザーカッターでグラフィックを入れることで、料理を華やかに演出してくれます。apartmentはどんなグラフィックをいれるのか?…ではなく、何を乗せるのか?というところからスタートしました。

様々な食のシーンから、大人から子供まで気軽に楽しく使えるものにしたいという想いからホームパティーなどでは定番のクラッカーを選択しました。

design_f2fapa_2

乗せる食材から生まれたデザイン、apartment

正方形のクラッカーの配置と本体の形状をいろいろと検討していく中で規則正しく並んだ四角を見ていると、ふと建物の窓に似ているなと思い、クラッカーを1つのアパートに見立てるグラフィックを入れることにしました。

design_f2fapa_3

さらに、アパートには様々な人が暮らしているので、ひとつひとつの窓にはそれぞれ違った生活がそこにはあります。そんなストーリーをプラスすることで、手に取る度、ちょっとしたサプライズを演出できるようにしました。クラッカーで窓を隠し、手にとるたびにいろんな絵が現れる。手にとることが楽しくなる。そんな使い方ができればなと…。

design_f2fapa_4 design_f2fapa_5 design_f2fapa_6

ひたすらにラインを整えていく作業

design_f2fapa_7

ここまで来ればあとは実際にグラフィックを表現して行きます。さまざまな窓を検証し、色鮮やかな食材に負けないようなデコラティブな窓を選択し、絵に起こして行きます。窓は全部で12個あります。実はこれ、一般的なクラッカーは12枚入りというところから1回で全部を使い切ることができるようにしてあります。

design_f2fapa_8

窓ができれば次に中に入れるモチーフを決めていきます。モチーフは非常に小さいので、レーザーで彫ったときに、絵が潰れてしまわないように、ラインを削って調整していきます。これが結構繊細な作業です。この細かい調整を全てに施したら完成です。

design_f2fapa_9

ちなみにクラッカーだけでなく、バゲットを一口大にカットして乗せさり、カップケーキなどいろんな使い方ができますので、あなただけのアレンジを楽しんでみてください。

face two faceをオンラインショップで見る

オンラインショップで購入