リボンでできたしおり「SEE OH! Ribbon」ができるまで

リボンでできたしおり「SEE OH! Ribbon」ができるまで

リボンの産地あわら市のリボンメーカーとの協業開発。リボンでできたブックマーク「しおりぼん」の、デザイナーを悩ませる開発秘話をご紹介します。

リボンに敷き詰めた、細かなルール

ぺらっと平らで、1色のSEE OH ! Ribbon。見た目はとってもシンプルですが、SEE OH ! Ribbonを作る上では、小さいけれど細かいルールがたくさんあります。レーザーの焼きやカットができるラインの太さ・細さをはじめ、ちぎれないための軸足の太さ、固定する為のバリの位置などなど…限られたリボン幅のなかで試作を重ねてでてきた基準にのっとって、デザインとライン取りをしています。

design_see_1

動きのきれいなラインを探して

1stデザインで納得ができたら、一度サンプルを発注。リボンでカットした場合の、動きや強度を調査します。平面ではきれいにみえても、実際にカットして使用してみると動きがバラバラ…もうすこしここのラインを動かしたい。軸がぶれぶれなのを綺麗に見せたい。細部をみてみると、ラインが細かすぎて、端っこが焦げてる?ぎゅーっとひっぱってみると、ちぎれた!これは直さないと…
そんな細部ラインの調整をここからしていきます。

design_see_2 design_see_3

地味に大変な調整作業の裏側

2〜3本のバランスを保たせるため、1箇所を変更するとその周りを調整→またその周りを調整…と、全体的な調整が必要になってくるのがこのアイテムの大変なところ。モチーフや印象が変わっていなくても、最終形はバランスがよくよくみるとちょーっとずつ違っていたりするのです。
design_see_4
※参考画像は、夏季限定デザインです

こうしてようやくFIXを迎えるSEE OH ! Ribbon。シンプルなラインの中に、地道で小さなこだわりの結晶がつめ込まれた一品です。あなたのおそばに、本棚に、ひとついかがでしょうか?

SEE OH ! Ribbonをオンラインショップで見る

オンラインショップで購入