
琉球ガラス アート×工芸|gajullla
RGC株式会社
Works
Business development
創業1950年、京都で育まれたロースター「キョーワズ珈琲株式会社(KYOWA’S COFFEE)」は、「産地・高品質・お客さまに対して誠実であること」を企業理念に掲げ、ひと粒の豆に込められた思いを大切にしてきました。
このたび、セメントプロデュースデザインは、キョーワズ珈琲さまのコーポレートサイトリニューアルにあたり、サイト企画・デザイン・アートディレクションを担当。
ブランドの核にある「LOYALTY=誠実さ」をテーマに、“ひと粒のコーヒー豆の品質と鮮度に徹底してこだわり続けることこそ誠実さであり、そこに揺るぎない自信と誇りがある”というグランドコンセプトを軸に構成しました。
キョーワズ珈琲コーポレートサイトはこちら(https://kyowas.co.jp/)

企業としての信頼感と人の温かみを両立させ、長年にわたり喫茶店やホテル、レストランなどプロの現場に珈琲を届けてきたキョーワズ珈琲さまの「誠実な姿勢」と「丁寧なものづくり」を伝えることを目的としました。また、採用希望者・取引先・消費者など、多様なステークホルダーに向けて、“人と人をつなぐ企業文化”を感じられる構成を意識しました。

リニューアル初期段階では、京都・関西を中心とした同業ロースターや、全国規模で展開する珈琲メーカーのコーポレートサイトを調査。その中で、多くの競合が「商品訴求」や「歴史紹介」に偏重している一方、企業の“人”や“想い”を丁寧に描いている事例が少ないことを確認しました。
これを踏まえ、キョーワズ珈琲の持つ「人の温度」「信頼」「誠実さ」を差別化の軸とし、“企業の哲学と人柄が伝わるサイト”という方向性を定義。ビジュアルやコピーだけでなく、構成全体を通して「誠実さ=LOYALTY」を体現するデザインへと導きました。


“ひと粒の豆に込めた誠実さ”をテーマに、清潔感と温かみのあるトーンで全体を構築。
ブランドカラーである深みのあるブラウンを基調に、余白を活かしたシンプルで誠実なデザインとし、写真やテキストが持つ温度感を最大限に引き出しました。
創業以来変わらない手焙煎の風景、現場で働くスタッフの表情、豆を丁寧に扱う手元などをビジュアルとして捉え、
① ひと粒ひと粒にこだわり抜く「誠実さ」
② 産地とのつながり
③ お客さまとのつながり
という3つの要素が自然に伝わるよう設計しました。







キョーワズ珈琲のコーポレートサイトは、ブランドの根幹にある「LOYALTY=誠実さ」を軸に、“ひと粒のコーヒー豆にかける想い”をデジタルの中で丁寧に可視化したプロジェクトです。創業から70年以上、同社が守り続けてきたのは、一粒一粒の豆と真摯に向き合い、その背景にある人や土地、時間への敬意を忘れない姿勢。その「誠実さ」を、言葉・写真・動き・余白のすべてに込めてデザインしました。
セメントプロデュースデザインは、ブランドの本質を見つめ、“想い”を伝えるための最適な形を探り続けています。このサイトを通じて、キョーワズ珈琲の一粒に宿る情熱と信頼、そして誠実なものづくりの心が多くの人へ届くことを願っています。
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