
ブレンドティー “Hooo” ブランディングデザイン|白井製茶
白井製茶
Works
Branding
大阪本社のある京町堀・靱公園で開催される「えほんピクニック」において、セメントはデザイン面でのサポートを行っています。
本取り組みはクライアントワークではなく、地域との関係性の中から生まれた活動の一つです。身近な場所で行われるイベントに対し、デザインという手段で関わることで、地域の魅力や人のつながりをより豊かにしていくことを目的としています。
セメントではこれまで、イベントロゴ、ポスター、リーフレットなど、開催ごとにビジュアル全体の設計を担当。継続的に関わることで、イベントの世界観や価値を少しずつ積み重ねてきました。
「えほんピクニック」は、単なるイベントの告知や装飾ではなく、人が集い、物語の中に入り込むような体験を生み出す場です。セメントはその思想に寄り添いながら、ビジュアルを通して体験の質を高める役割を担っています。。




大阪・靱公園で毎年開催される「えほんピクニック」は、
“絵本”をきっかけに、人と人、人とまちをゆるやかにつなぐことを目的とした地域イベントです。
芝生の上で絵本を読む、マルシェを楽しむ、偶然出会った人と言葉を交わす——
そうした何気ない体験を通して、地域に新しい関係性や愛着を生み出す場として2011年にスタートしました。
背景には、都市部におけるコミュニティの希薄化という課題があります。
人口が増えながらも、隣に住む人の顔も知らない——
そんな状況の中で、「顔見知りを増やすこと」「地域に愛着を持つこと」を目的に、この活動は立ち上がりました。
このイベントは企業主体ではなく、実行委員によるボランティア運営をベースとし、
地域の企業やクリエイター、行政と連携しながら継続されています。
重要なのは、“イベントをつくること”そのものが目的ではなく、
そこに集まる人たちの関係性や、まちとのつながりを育てていくこと。
言い換えれば「文化をつくる活動」であり、
単発の企画ではなく、続けることで価値が積み重なっていくプロジェクトです。
セメントプロデュースデザインは、
大阪本社のある京町堀というローカルとのつながりから、この活動に参加。
クライアントワークとしてではなく、
“まちに関わる一員として、できることを持ち寄る”というスタンスで、
ロゴやポスター、ツールデザインなどをボランティアでサポートしています。



























セメントプロデュースデザインは、日々さまざまな企業や地域と向き合いながら、プロジェクトとしてデザインに携わっています。
その一方で、「えほんピクニック」のように、
自分たちが暮らすまちの中で、自ら関わり、手を動かす活動もまた、
同じように大切な営みだと考えています。
クライアントがいて、目的があり、成果が求められる仕事とは少し異なり、
ここには、正解も評価軸もありません。
それでも、誰かが持ち寄った想いや行動が少しずつ積み重なり、
気づけばまちの中にひとつの文化として根づいていく。
その過程に関わること自体が、
私たちにとってのデザインの可能性を広げてくれているように感じています。
これからもセメントは、
仕事としてのデザインと、暮らしの中のデザイン、
その両方を行き来しながら、
人と人、まちと人をつなぐ活動に関わり続けていきたいと思います。