
ブレンドティー “Hooo” ブランディングデザイン|白井製茶
白井製茶
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京都駅前地下街「PORTA」ポルタプラザにて、京都駅ビル開業20周年を記念して展開された庭園企画「そらつなぎの庭」。
本企画では、京都の伝統素材である北山杉を用いた空間演出のもと、ネーミング開発を含むコンセプト設計から、メインビジュアル、ポスター、中吊りなどのグラフィック全体のアートディレクションおよびデザインを担当しました。
本プロジェクトは、プラントハンター / そら植物園 代表 西畠清順氏のプロデュースのもと、「そらへ高く伸びる北山杉が、京都の空や人とつながる」というコンセプトで展開。
都市の地下空間にいながら、自然とつながる開放的な体験を生み出す場として設計されています。
また、季節ごとに異なる表情を持たせ、秋には紅葉、冬にはクリスマス演出へと変化。
冬季には絵本作家・谷口智則氏とのコラボレーションにより、ロマンチックで物語性のある空間へと展開されました。インを目指しました。

「そらつなぎの庭」という名称は、
北山杉が空へと伸びる姿と、そこに集う人々、そして空間そのものがゆるやかにつながっていく様子を表現したものです。
“そら”という言葉が持つ広がりや開放感と、
“つなぐ”という行為が内包する人と人、自然と都市の関係性を重ね合わせ、
この場所で生まれる体験そのものを言葉として定義しています。
また、やわらかく親しみのある響きとすることで、
誰もが気軽に立ち寄りたくなるような場の空気感も意識しています。


「空高く伸びゆく北山杉」をテーマに、まっすぐ天へと伸びる北山杉の写真をメインビジュアルとして採用。
その上に、ポルタプラザを行き交う人々の賑わいや空気感を、小鳥などのイラストで重ねることで、
空間に流れる時間や人の気配、そして“つながり”を視覚的に表現しています。
伝統的な日本庭園のイメージに寄りすぎるのではなく、
西畠清順氏の思想でもある“植物そのものの魅力”を活かしながら、
人と人、人と自然がゆるやかにつながる温もりを感じられるビジュアルを目指しました。


“祝いの庭”(京都駅ビル開業20周年記念)ver. 装飾






“紅葉の庭”(秋)ver. 装飾




都市の中に現れる“自然”という存在は、ただそこにあるだけで、人の気持ちや行動に変化をもたらします。
今回のプロジェクトでは、北山杉という京都の文化的素材を通して、
人と自然、そして人と人とがゆるやかにつながる瞬間を可視化することを目指しました。
日常の延長にある場所だからこそ生まれる、ささやかな気づきや心の動き。
そうした体験の積み重ねが、都市の中に新たな価値や記憶を育てていくのだと思います。
