
ブレンドティー “Hooo” ブランディングデザイン|白井製茶
白井製茶
Works
Branding
TREEE’Sは、「本質的な豊かさ」をテーマに、素材の選定から体験設計までを一貫して行い、食を通して新たな価値を提案するブランドです。単に“食べる”ことにとどまらず、香りや所作、時間の流れといった体験そのものを大切にしています。
本プロジェクトでは、TREEE’Sさんによる、ハンドルを回してチョコレートを花びらのように薄く削り出すカルーセルマシン「お抹茶カルーセルショコラスタンド」のプロダクトデザインを担当しました。
石臼のように回転させる動作とともに、削りたてのショコラをそのまま味わう体験を提供するプロダクトとして、味覚だけでなく視覚や所作を含めた体験設計を行いました。
ブラックを基調に、チョコレートの存在を引き立てるシンプルで洗練されたデザインに。
高台の天面から緩やかに広がる曲線形状は、チョコレートの味わいの広がりと京都の建築造形を重ね合わせたフォルムとしています。
また、ハンドルは女性でも扱いやすいよう軽い力で回せる形状とし、操作性と美しさを両立。
削り出す際の一連の動きそのものが美しく見えるよう、“所作のデザイン”にも配慮しています。
塗装には黒マットの焼き付け塗装を採用し、落ち着いた質感と耐久性を両立。
ロゴはレーザーマーキングで施すことで、主張を抑えながらも品のある存在感に。
京都の侘び寂びを感じさせる、静かな佇まいを目指しました。




削りたてのショコラは、茶畑を思わせる瑞々しい香りとともに、口内温度でやさしく溶け出す繊細な口どけが特徴。
そのまま味わうだけでなく、スイーツやパン、ドリンクに振りかけることで、食感や風味の変化を楽しめる新たな食体験を生み出します。

“削る”という行為を、味わうための体験へと変えること。
本プロダクトでは、素材の魅力を最大限に引き出すだけでなく、その過程にある動きや時間までもデザインの一部として捉えました。
手を動かし、香りが立ち、ゆっくりと溶けていく。
その一連の体験が、日常の中に小さな豊かさをもたらす存在となることを目指しています。