
グッズ・MDデザイン|POLA美術館_企画展
ポーラ美術館
Works
Promotion
石川県白山市・イオンモール白山にて、地元の伝統工芸を“体験”を通して伝えるイベント「TAKUMI YATAI いしかわ」を企画・運営しました。
親子を中心とした来場者が、見て・触れて・つくることで石川県のものづくりに出会う機会を創出。地域住民と職人との接点を生み出し、伝統文化の継続・発展に寄与することを目的としたプロジェクトです。
輪島塗、加賀象嵌、加賀繍、能登上布、加賀仏壇、桐工芸の6工芸が参加し、2日間で100組以上が体験しました。


商業施設という日常の場で、いかに“伝統工芸”への心理的ハードルを下げるか。
まず設計したのは、ターゲットと導線です。
伝統工芸を“鑑賞対象”から“参加可能な体験”へと再編集しました。
各工芸の強みを活かしながらも、短時間で完成し、持ち帰れる内容へ再構築。
“本格技法”を体験サイズに翻訳することが設計の要でした。
日本各地で活躍する「匠」の勢いと活力を、走るような力強いカリグラフィーで表現。
伝統の重厚さだけでなく、未来へ進むエネルギーを視覚化しました。

親子参加型イベントであることを踏まえ、
これまで接点が少なかった「匠」「職人」という存在を、
親しみのある存在へと再定義するビジュアルを設計しました。

日時:2021年12月4日(土)・5日(日)
会場:イオンモール白山 1階 西コート
商業施設の動線を活かしながら、回遊性と視認性を考慮したブースレイアウトを設計。
現地運営・進行管理まで一体でプロデュースしました。
2日間で100組以上が参加。
子どもだけでなく保護者世代にも伝統工芸への関心を喚起する機会となりました。



伝統工芸は“守るもの”であると同時に、“出会いを設計するもの”でもあります。
本プロジェクトでは、
商業施設という現代的な空間の中で、地域の職人と生活者が出会う場を創出しました。
伝統文化を未来につなぐための、
“体験型の接点づくり”の実践です。