
精密板金加工業 ブランディング|丸山ステンレス工業
株式会社丸山ステンレス工業
Works
Business development, Branding, Promotion

1950年に京都で創業し、70年以上の歴史を持つ老舗コーヒーロースター、キョーワズ珈琲さまの新商品開発を担当しました。
商品名は「きょうと コーヒーと 気分いろ(きょういろ)」。
珈琲鑑定士が在籍するキョーワズ珈琲さまが提案する、“今日の気分で飲む珈琲”。朝・昼・夜、それぞれの時間帯に合わせて、京都の名所を想起させる風味をブレンド・焙煎したシリーズです。
自社が培ってきた歴史と知見を、より幅広い世代へ届けたい。その想いを受け、味わいだけでなくデザイン面でも「京都らしさ」をブレンドしたブランド設計を行いました。
本商品は、京都信用金庫さまとCEMENTが共同で実施する商品開発講座「ANSWER」への参加をきっかけに始動。徹底した現状分析を経て、商品コンセプト、ブランドの方向性、自社の強みを再整理し、企画を練り上げました。

ANSWERで整理された資料をもとに、キョーワズ珈琲さまの強みを再定義。
珈琲鑑定士の存在、長年培ってきたブレンド技術、京都での歴史と信頼性を軸に、新商品のペルソナ設定とブランドの目指す姿を明確化しました。
そこから導き出したパッケージ設計の要件は以下の通りです。
味の開発と並行し、視覚的価値の設計を行いました。
ターゲット層が好むパッケージ傾向を多角的に分析。
世の中に数多く存在する珈琲豆パッケージの中で埋もれないために、キョーワズ珈琲らしい独自性と、京都という土地性を掛け合わせたデザイン戦略を構築しました。
「気分に寄り添うコーヒー」という思想をロゴで表現しました。
あえてシンプルなゴシック体を採用し、商品名が文章のように自然に読める設計に。
使用フォントは「見出ゴMB31」。字面が小さめで主張しすぎず、ゆったりと意味を伝えられる書体です。
文字の角をわずかに調整するなど細部にも配慮し、コーヒーを飲むことで心がほどける感覚をさりげなく反映しています。

デザインコンセプトは「KYOWA’S LABO」。
キョーワズ珈琲の強みである“珈琲鑑定士の在籍”に着目し、鑑定士を“博士”のような存在として捉え、研究室(LABO)のような知的で実験的な世界観を表現しました。
『きょういろ』は、京都の各名所をイメージして生まれたブレンド。
コーヒー豆を模したタグに、名所を繊細なラインで描き、京都の伝統色を用いて展開しました。
京都の風景、時間帯、気分。
それらを味覚と視覚の両面から体験できるパッケージデザインです。










パッケージの世界観を踏襲し、「珈琲豆」「時計」「太陽と月」をモチーフに構成。
時間帯と気分の移ろいを視覚化したビジュアル展開としました。

商品の魅力や飲み分けの楽しさを伝えるため、フライヤーおよび店頭POPを制作。
専門性をわかりやすく届ける情報設計を行いました。




コーヒーを知り尽くしたキョーワズ珈琲さまとともに生まれた新ブランド「きょうと コーヒーと 気分いろ」。
日々の気分にそっと寄り添う存在として、暮らしの中で楽しんでいただけるシリーズです。
本商品は、キョーワズ珈琲さまの自社店舗(京都・大阪)およびCEMENT運営のCOTO MONO MICHI(大阪・東京)にて展開しています。
こちらのアイテムはオンラインショップにてご購入いただけます