グッズ・MDデザイン|POLA美術館_企画展

POLA美術館は、箱根・仙石原に位置する、自然と建築、そして近現代美術が調和する美術館です。

本プロジェクトでは、POLA美術館で開催されている企画展のグッズデザインを担当させて頂きました。
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『SPRING わきあがる鼓動』/2025年12月13日(土)~2026年5月31日(日)
POLA美術館 / 企画展 (公式サイト)
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今プロジェクトでは、企画展の世界観を来館後の日常にも持ち帰ってもらえるよう、
「展示の余韻が続くプロダクト」であることを軸にデザインを展開。

各作品の世界観を読み解きながら、鑑賞体験の延長線として、手に取ってもらえるオリジナルグッズを制作しました。

展示室を出たあとも、ふとした瞬間に美術館での体験を思い出してもらえるような「感覚として残るデザイン」を意識しています。

開発/DESIGN

▪️Tシャツ

作品のテーマやビジュアル要素を丁寧に抽出し、日常に自然と溶け込むグラフィックへと再構築しました。

作品のトーンやリズムを尊重しながら、グラフィックに落とし込むことで、
デザインと呼応し、Tシャツとしての魅力が強調されるデザインにしています。

シルエットや着用時のバランスにも配慮し、性別や年齢を問わず手に取ってもらえる一着に仕上げました。
鑑賞体験の記憶を、日常の装いの中でさりげなくまとえるTシャツです。

#(左)大巻伸嗣《Liminal Air Space-Time》半袖Tシャツ
#(中央)大巻伸嗣《Liminal Air Space-Time》長袖Tシャツ
#アンリ・ルソー《エデンの園のエヴァ》半袖Tシャツ
#(左)大巻伸嗣《Liminal Air Space-Time》半袖Tシャツ
#(右)アンリ・ルソー《エデンの園のエヴァ》半袖Tシャツ

▪️トートバック

企画展の世界観を持ち帰るためのツールとして、実用性とデザイン性のバランスを重視したバッグを制作しました。

グラフィックはTシャツと共通言語を持たせつつ、持ったときの見え方やサイズ感を考慮し、
男女共に使用しやすいユニセックスなデザインに調整。

美術館での使用はもちろん、日常の外出やサブバッグとしても活躍できる、アートピースとしてぴったりなデザインです。

#アンリ・ルソー 《エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望》トート
#アンリ・ルソー《ライオンのいるジャングル》トート
#(左)アンリ・ルソー《エデンの園のエヴァ》半袖Tシャツ
#(中央)(左)アンリ・ルソー 《エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望》《ライオンのいるジャングル》トート

▪️植物線香

企画展と連動した、POLA美術館オリジナルの植物線香を制作しました。

パッケージには、アンリ・ルソー《夜のジャングル》を採用。
印象的な作品世界をそのまま外装に落とし込み、手に取った瞬間から企画展の余韻を感じられるデザインとしています。

中台紙には、表紙に使用した絵画の解説を掲載。
作品の背景や文脈に触れながら、お香を焚く時間そのものが、鑑賞体験を静かに思い出すひとときになるよう構成しました。

外箱は黒を採用し、POLA美術館のモダンな雰囲気と、作品の存在感が際立つ、静かでシックな佇まいに仕上げています。

香りとビジュアル、そして情報が重なり合うことで、アートを「持ち帰り、楽しむ」ための体験型プロダクトとなりました。

#アンリ・ルソー《ライオンのいるジャングル》植物線香

▪️ミュージアムショップ MD

企画展グッズが持つ世界観や空気感が自然に伝わるよう、売場デザインを担当しました。

売場全体の構成や導線設計は美術館ご担当者さまが担い、弊社はグラフィックを担当。

重機やショップの窓等に、企画展のロゴをあしらったグラフィックを展開しています。


インパクトのある企画展のロゴを前面に押し出しながらも、
商品と空間が心地よく調和する、グラフィカルな売場づくりを目指しました。

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企画展の内容や空気感に真摯に向き合いながら、プロダクトやビジュアルへと落とし込んだ本プロジェクト。

アートを鑑賞する時間だけでなく、その前後の体験までも含めて、記憶に残る形を探り続けました。

美術館で過ごした静かな時間や、心に残ったイメージが、日常の中でそっと立ち上がる。
そんなきっかけをつくるお手伝いができていれば嬉しく思います。

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