食を彩る屋台モチーフの特注京風什器のデザイン・制作|リッチモンドホテルプレミア京都駅前

リッチモンドホテルプレミア京都駅前様のレストラン内に設置する、
食品陳列用の「屋台風什器」のデザインおよび制作を担当いたしました。

本件は、弊社の取り組みである「SESSION大阪」にご参加いただいた株式会社ブリコラージュ様との協業で制作しています。

分析/ANALYSIS

当初は、宿泊客に向けた夜の「ソーシャルアワー」の時間帯に、おつまみや昔ながらの「駄菓子」などを並べて提供するための什器としてご依頼をいただきました。
同ホテルは海外からの宿泊客(インバウンド)が非常に多いため、館内で少しでも「京都らしさ」や「日本らしさ」を体感し、喜んでいただける空間演出が求められました。
また、ホテルの上質なレストラン空間に馴染むデザインであること、そして日々のオペレーションにおいて美しく食品を陳列できる機能性も重要な課題でした。

開発/DESIGN

スタイリッシュな「和」を表現した暖簾と提灯

什器の顔となる手前・奥の暖簾(タペストリー)は、京都らしい高貴な「紫」を基調に、緑や薄青色をアクセントとして配色しました。

青海波、七宝、麻の葉、市松、紗綾形といった日本の伝統模様を組み合わせ、
野暮ったくならないスタイリッシュでかっこいいデザインに仕上げています。

また、各暖簾や上部の提灯にはリッチモンドホテル様のロゴを配置していますが、
変に主張しすぎず空間に上品に馴染むよう設計し、和の風情を引き立てています。

吉野ヒノキを使用した温かみのある木製什器

ホテルレストランの上質な空間に合わせ、
什器の素材には美しい木目の「吉野ヒノキ」を採用しました。

シンプルながらも温もりのある出で立ちとなっています。

美しく見せるための角度調整ギミック

機能面では細部までこだわり、食品を陳列する底面の板を「0度・10度・20度」と3段階に傾斜角度を変えられる仕様に設計しました。

おばんざいのような小鉢や駄菓子など、並べる食品の量や種類に合わせて、
最も美しく、手に取りやすい見せ方ができるよう工夫しています。

導入後の反響

完成した什器は、デザイン性と実用性の高さから大変ご好評をいただきました。
当初は夜のソーシャルアワーのみでの使用を想定していましたが、
現在ではモーニングやアフタヌーンなど、時間帯ごとに陳列する食品を変えながら、
1日を通してホテルの食のシーンでご活用いただいております。

インバウンドのお客様に日本の文化を感じていただくとともに、
この什器が宿泊客の皆様、そして日々活用してくださるホテルスタッフの皆様に長く愛される存在へと育っていくことを願っております。

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