
コーポレートマークデザイン|リハ・リハ グループ
リハ・リハ グループ
Works
Branding
東京建物株式会社さまが推進する『YNKsプロデュース You Never Know「TOKYO」プロジェクト』の一環として、株式会社Strolyさまよりご依頼を受け、YNK(八重洲・日本橋・京橋)エリアのデジタルイラストマップのアートディレクション・デザインを担当しました。
本事業は、令和6年度「東京の魅力発信プロジェクト」に採択された取り組みであり、歴史と再開発が交差するYNKエリアの文化的・商業的魅力を横断的に発信することを目的としています。
GPSと連動するデジタルマップ上で現在地を表示できるほか、商業施設やギャラリー、飲食店、文化施設などの情報を可視化。街を“点”で巡るのではなく、“エリア”として楽しむ体験へと導く設計としました。


八重洲・日本橋・京橋は、
という、異なる個性を持つ街が交差するエリアです。
この多層的な魅力をどう一枚のマップに落とし込むかが本プロジェクトの核でした。
ターゲットは、文化・アート・都市回遊に関心を持つ感度の高い層。
色鮮やかで親しみやすいビジュアルでありながら、東京の中心地としてのモダンさ・上質さを損なわないことを意識し、ビジュアルトーンを設計しました。
● イラストコンセプト
採用されたビジュアルは、
一見ピクトグラムのようにシンプルで視認性が高く、
人物や建築物のフォルムを整えることで洗練された印象を与えるスタイル。
全体に水彩風のテクスチャーを重ねることで、温もりや柔らかさを加え、都市の冷たさだけではない“人の気配”を感じさせる仕上がりとしています。
色彩は鮮やかでポップ。
しかし、彩度や構図のバランスをコントロールすることで、
東京らしい都会的で上質な印象を両立させました。
● マップ構成・レイアウト設計
デジタルマップの特性上、ユーザーが見る画面は常に一部分です。
そのため、
を前提に構成を設計しました。
街区単位での建物配置や人物の動線、川や道路の流れをリズミカルに設計し、
拡大しても縮小しても情報とビジュアルのバランスが崩れないレイアウトに。
YNKエリアの象徴的なランドマークや文化的要素を視覚的に散りばめることで、
“見る楽しさ”と“巡る楽しさ”を両立させたマップに仕上げています。
● キャラクターと都市表現
マップ内には、YNKエリアを楽しむ多様な人物たちを配置しています。
ビジネスパーソン、アートを楽しむ来訪者、街を散策する人々など、現代の都市生活を象徴する存在に加え、あえて江戸・大正時代を想起させる人物像も混在させました。
八重洲・日本橋・京橋は、江戸期から商いと文化の中心として栄えてきた歴史ある街です。現代の人々と過去の人々を同じ画面内に共存させることで、YNKエリアが時間を重ねてきた都市であることを、視覚的に表現しています。
さらに本マップでは、商業施設や文化施設の建築デザインも重要な要素として扱いました。YNKエリアには特徴的な建築が数多く存在し、それぞれが街の個性を形成しています。
建物の外観だけでなく、その内部で賑わう人々の様子も同時に伝えるため、建物を一部透かして内部の空間やアクティビティを描写。
建築の造形美と、人の営みの両方を一枚のイラストの中で成立させています。
これにより、街を「建物の集合」としてではなく、
人が集い、文化が生まれ、時間が重なっていく都市の風景として描き出しました。






YNKエリアは、歴史・商業・アートが重なり合う東京の文化交差点です。
本マップでは、その多層的な魅力をポップで親しみやすく、
かつ上質でモダンな印象を損なわないビジュアルへと昇華しました。
都市の回遊体験を、
一枚のイラストでデザインする。
デジタルでありながら“絵としても楽しめる”マップを目指したプロジェクトです。
TOKYO YNK MAPはこちら(https://tokyoynkmap.stroly.com)