大阪堺の金属加工技術と文化が融合したお香立て|KON-KOU

KON-KOUは、大阪の堺にて、金属素材を型で叩いて形状を変える技法である冷間/熱間鍛造用の金型の設計/製作を主として行なうハイテン工業株式会社と立ち上げたブランドとなります。難削材(高度が高く切削加工が難しい金属)である超硬の加工や、焼き嵌め(金属の熱膨張率の違いを活かし、超硬と鉄などの異なった金属を組み合わせる技術)など、通常の金属加工以外にも特徴のある加工を得意としています。

ハイテン工業株式会社が位置する、大阪の堺は歴史的にも奥の深い地域であることから、ゆかりのある堺の伝統的な側面と、培ってきた技術を形にしたいという想いから本ブランドの立ち上げに至りました。

ブランド名は様々なものが混ざり合うことを意味する混淆(こんこう)からとっています。様々な金属加工技術や金属素材との物理的な組み合わせに加え、ものづくりの業界と様々な業界との架け橋になっていって欲しいという想い、会社としての企業文化や堺という地域そのものが培ってきた文化との接点、過去と現在の融合、などが混じり合って一つのプロダクトに落とし込まれていく様子を表現しています。

第一弾としてのプロダクトは地元堺の伝統的な商品である線香を立てるためのインセンスホルダーで、地元の工科高等学校の生徒の方々に作っていただいた線香をセットにし、地元技術の継承も考慮しています。

CEMENT PRODUCE DESIGNは、本プロジェクトにおいてブランド企画・クリエイティブディレクション、プロダクトデザイン、ネーミング、ロゴ、キービジュアルといった商品を構成する一連のものから、LP・パッケージ・販促ツール制作、販売プロモーションの販売に関係する領域までの、KON-KOUの世界観を総合的に支援しています。

開発/DESIGN

ブランドコンセプト開発

茶道を生み出し、それを文化レベルまで昇華した千利休が拠点としていた土地である堺。その精神性はお茶そのものに加え、作法やそこで使われる道具、そしてそれによって生まれる人間や空間との関係性などの深まりを味わうところまで及びます。 KON-KOUではその精神性をプロダクトで表現することを目指し、金属そのものの質感を楽しんで頂くことや金属独特の経年変化を楽しんで頂けるように設計しました。 また、線香を楽しむ行為やそれによって生まれる時間を感じる趣きでもその精神性を楽しんでいただきたいと考えております。

ブランドロゴ開発

KON-KOUは混淆(こんこう)からとったブランド名には、様々な金属加工技術、金属素材、業界、過去と現在の文化などが混じり合って一つのプロダクトに落とし込まれていく様子を表現しています。 高い品質要求をこなしてきたハイテン工業の技術が織りなす独自の世界観と様々なモノやコトとの融合への想いを込めています。

プロダクトデザイン

インセンスホルダーのデザインは、金属加工技術を見せることはもちろんのこと、企業や地域の文化的側面なども表現することを目指しています。商品は削り出しならではの形状にしており、同じく堺の伝統的な商品である包丁や、不思議な均衡を保ったようなアートピースのイメージを落とし込んだデザインとなっています。

堺包丁:堺包丁の形状は、堺の伝統的な商品である包丁からインスピレーションを受けた、鋭利で洗練されたイメージとなっています。

Balance:ロックバランシングのようにあたかも絶妙な位置で均衡を保っているようなフォルムを、各種金属の強度と加工機の切削可能な限界を調整することによって実現しました。

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