北海道豊頃町観光デジタルマップ|十勝豊頃ガイドマップ

株式会社Strolyさま、北海道十勝地方の豊頃町よりご依頼いただき制作したデジタル観光マップ「十勝豊頃ガイドマップ」。セメントプロデュースデザインでは、現地でのロケハンから企画ディレクション、イラストマップデザイン、タイトルロゴ、アイコンデザイン、データ制作までプロジェクト全体を担当しました。

本マップは、豊頃町を訪れる観光客の方々に向けて、町の魅力や見どころをわかりやすく伝えるだけでなく、地域に暮らす人々の声や想いも感じられるガイドマップを目指して制作しています。

デジタルならではの利便性と、イラストマップならではの温かみを融合させることで、「見て楽しい」「使って楽しい」観光体験を提供することを目的としています。

北海道・豊頃町
北海道十勝地方の東部に位置する豊頃町は、十勝川が太平洋へと流れ込む自然豊かな町です。
冬になると十勝川河口付近に打ち上げられる「ジュエリーアイス」が全国的にも有名で、まるで宝石のように輝く氷を求めて多くの観光客や写真愛好家が訪れます。
また、広大な農地や牧草地、十勝川の雄大な景観、海と川が織りなす自然環境など、北海道らしいスケール感を体感できる地域でもあります。
近年は観光資源の魅力発信にも力を入れており、地域ならではの体験や景色を多くの人に届ける取り組みが進められています。

分析/ANALYSIS

01|豊頃町の魅力をどう伝えるか

今回のプロジェクトでは、豊頃町の代名詞ともいえる「ジュエリーアイス」を入口としながら、町全体の魅力へ自然に興味が広がっていく構成を目指しました。
観光マップは観光スポットだけを並べるものではありません。
その土地に暮らす人々や文化、季節ごとのイベント、地域ならではの楽しみ方まで含めて伝えることで、その町らしさが初めて見えてきます。
そこで本マップでは、観光スポットだけでなく、地域の人々の声やイベント開催時期などの情報も積極的に盛り込み、豊頃町の魅力を立体的に伝えることを意識しました。

02|デジタルマップならではの設計

デジタルマップは、ユーザーが常に“全体”を見るわけではありません。
スマートフォンの画面に映る範囲は人それぞれで、拡大率も位置も異なります。
その特性を前提に、
 ・どこを切り取っても絵として成立すること
 ・どの拡大率でも地域の魅力が伝わること
を軸に構成を設計しました。
縮小した際には町全体の魅力が伝わり、拡大した際には細かな発見がある。
そんなイラストレーションと情報設計の両立を目指しています。

開発/DESIGN

イラストマップデザイン

イラストは、手書きのゆるやかなラインを活かした親しみのあるタッチで制作しました。
落書きのような自由さと温かみを持たせることで、ファミリー層からシニア世代まで、誰もが気軽に楽しめる世界観を表現しています。
また、手前に配置したジュエリーアイスから町全体へと自然に視線が流れるよう、奥行きのある構図を採用。
十勝川の流れを視覚的に表現することで、ジュエリーアイスがどのような環境の中で生まれるのかも感じられる構成としました。
さらに、町の人々や観光客をマップ内に描き込み、吹き出しによって地域ならではの情報やおすすめポイントを紹介。
単なる観光案内ではなく、見ているだけでも楽しく、つい細部まで見たくなるマップを目指しています。


タイトルロゴ・アイコンデザイン

タイトルロゴは、親しみやすいマップ全体の世界観に合わせ、温かみと読みやすさを重視してデザインしました。
また、観光スポットや施設情報をわかりやすく整理するため、オリジナルアイコンも制作。
デジタルマップとしての使いやすさを担保しながら、イラストとの一体感を持たせることで、統一感のあるビジュアル体験を実現しています。

ロケハンを通して感じた豊頃町の魅力は、ジュエリーアイスだけではありませんでした。
雄大な自然、穏やかな空気感、そして地域の方々の温かさ。
それらすべてが積み重なって、この町らしさを形づくっているように感じました。
だからこそ今回のマップでは、観光スポットの情報だけでなく、人や暮らしの気配までも感じられる一枚を目指しました。
このマップを通して豊頃町を好きになり、実際に訪れ、また訪れたくなる。
そんな地域との新しい出会いのきっかけになれば嬉しく思います。

イラストマップはこちら:https://stroly.com/viewer/1764751610

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